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大逆転劇 ~2014年フィギュアスケート世界選手権 [今日のつぶやき(FigureSkating)]

SP3位からの7点差逆転の金!
出遅れましたが羽生選手、おめでとうございます。
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現地さいたまアリーナで観戦してきました。
1万8千人のうちの一人として歓喜の場に居られたのは、とても幸せでした。

初のフィギュアスケート観戦!
詳しくは別記事にしようと思いますが、記憶が薄れないうちに印象を書いておこうと思います。

なんだか無駄にどきどきしながら待っていた、最終グループ演技者の登場。
双眼鏡の先に見つけた羽生選手は、とても集中した表情をしていました。
きっと大丈夫!と思わせてくれる雰囲気でした。

真っ先にリンクに飛び出した羽生選手を目で追いながら、ここが彼の戦いの場所なんだなぁと改めて感じました。ほんとに細いんだなぁとも。
最終グループの6分間練習は、もはや盛大な4回転ジャンプ大会。
あちこちでいろんな選手が4回転を決めていて、いちいち拍手していました。

最初はトマシュ・ベルネル選手。会場も大声援。SPが良かったので期待があったようですが、ジャンプ抜け(っていうのかな?)が多くて、全体に集中力が切れていた様子。
次はSP1位の町田選手。
最初の4回転を決め、ちょっと着氷の乱れがあったくらいで、ミスのない素晴らしい演技。
きっと高得点だなぁと、点数を待つと280点越え!
もちろん、スタンディングオベーションしました。
後ろの席の町田ファンの人が「これもう金メダル決まりなんじゃない?」と呟いているのが聞こえた。
うーん、確かにすごい点数だけど羽生選手のベストは190点越えだから、まだわからないぞと思っていました。

最終グループ3番目はハン・ヤン選手。
ジャンプのミスがあって、あーあきらめちゃったのかなという印象。町田選手を脅かすような演技ではありませんでした。
ハン・ヤン選手がキス&クライに座ると羽生選手がリンクに!

ついに決戦、ノーミス演技見せてほしいと思いながら思いっきり拍手しました。
会場はもう黄色い声の大声援。
「ゆづ~」と2階席から叫ぶ声が聞こえると、周りの人たちがちょっと非難するように見ていたっけ。新参者の私は粗相のないように前のめりにならないように座っていました。

名前コール後の静寂、聞きなれた音楽が始まり、最初の4回転サルコウをなんとか決めた時にはやったあああっと心の中でガッツポーズをとりながら大拍手。
4回転トゥループも、オリンピックで手をついてしまったトリプルフリップも決めて、前半は大丈夫。
後半の3連続ジャンプはよく見えなかったのだけど、後でビデオ見たらかなりバランスを崩していたのですね。
一番心にしみるイナバウアー。あげた両手の下ろし方に思いがこもっているように感じます。

演技後はもちろんスタンディングオベーション。手が痛くなっても拍手していました。
羽生選手、リンクにへたりこんでから立ち上がる時の腰の痛そうなこと。
つい「やっぱり腰痛いんだぁ」と呟いてしまいました。
キス&クライに座ってる様子は会場モニターを見ていました。
一人なので両手を広げて苦笑いする姿や、プーさんテッシュケースと握手している様子には大ウけ!
点数は僅差で羽生選手が一位。
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うれしかった~~~。思わず「うれしいー、よかったー」と呟いてしまいました。
きっと金メダル、と次に滑るフェルナンデス選手を差し置いて、確信していました。
会場も大大声援!

フェルナンデス選手、冒頭の4回転ジャンプ2つ、後半の4回転サルコウにおおっ!と思いましたが、一つジャンプが抜けてしまって残念でした。
でも、集中した演技でした。もちろんスタンディングオベーション。
観客席でもスペイン国旗が揺れていました。

最終滑走の小塚選手。声援がハンパない。
冒頭の4回転を決めたけれど、途中小さなミスがあってちょっと精彩に欠けました。
でも華麗なステップを堪能できたのでスタンディングオべーション。
6位とは日本男子、さすがです。


初観戦でものすごい熱戦を体験してしまいました。
完全にフィギュアオタク道に突き進んでいます。
旅もので好きだったグレゴリ青山さんのスケオタ漫画の話とか、いろいろ書きたいことがあるけれど、今日はここまでにしておきます。

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