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RE_PRAY佐賀公演の感想 [アイスショー観戦]

幸いなことに1日目2日目ともチケットを入手できました。
まあ、どちらもS席という一番遠い4階席です。
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さいたま公演はスクリーン脇の注釈席だったので、やっとメインのスクリーンが見える席です。
SAGAアリーナはコンパクトな会場なので、4階席とは言ってもさいたまの遠いSS席くらいな感じ。
傾斜もあるので、視界もそう悪くありません。

さいたま公演後、メタバースのイベントやテレ朝の地上波でのドキュメンタリー放送などもあって、ゲーマーさんのRE_PRAY解説が沢山でていました。
見た直後はなかなか理解が難しかったこのICE STORYも、そのおかげである程度咀嚼できていたので羽生氏が伝えたいことも完全にとはいかないですが、随分わかるようになりました。

さいたまから何か変えてくるかな?と思っていましたが、全体のSTORYやプログラムは同じ。
でも映像部分にはいくつかのブラッシュアップがありました。
春よ来いの前の映像で雨が降っていたこと、がはっきりわかる違いでした。

いつか終わる夢、鶏と蛇と豚、Hope&Leagacy、Undertail。
途中の映像の姿もリンクの上でもUndertailの羽生氏はカッコイイ。

1日目の破滅への使者、6分間練習はまずまずだったのに4S→2S、3A?4T?転倒とジャンプが決まらず、調子悪いのかな、、、と心配になりました。
そうそう、この6分間練習は会場が明るくなるのが嬉しいですね。
ショーだと演出効果のためにリンクは暗くなるのですが、先日久しぶりに試合を見に行って「明るい!」と思ったのです。
プロローグはショーの冒頭だったし、ICE STORYではなかったのでかなり明るくなってましたね。
またいつか明るいリンクで羽生氏のプログラムを見てみたいなあ。

調子が悪いのかもしれないけれど、プログラムへの思い入れというか憑依感が強かったように思います。
特に「天と地のレクイエム」は能登半島地震の被害と重ね合わせてみてしまったので、胸に来るものがありました。
「あの夏へ」「春よ来い」は羽生氏の祈りPRAYがこもった美しい演技でした。

そしてMCとアンコール。
もう頭ぼさぼさで29歳とは思えないあどけない表情で、せつせつとショーやフィギュアについて語っている様子はそれまでのショーでの姿とのギャップが大きかったです。
どんな状態であっても、手を抜くことなんて決してなく、今できるありったけ全てを演ずる、これまでの試合で見てきた羽生氏の姿そのものでした。

アンコールのレミエン、楽しい楽しいって言ってて嬉しかったけど、ツライ時にも言ってた言葉なのでちょっと心配もしてしまいました。
「SEIMEI」はどうしても平昌五輪の演技を思い出してしまします。
その後だったと思いますがなぜかスクリーンが開かず、「あれ?おかしいな」とか言いながら首をひねっていて、仕方ないなという感じで、上や左右を指さしたと思ったら、Youtubeで公開していた「Goliath」をリンク上の前転から始めるではありませんか!!

ハプニング?演出!?と思いながらも、思い掛けないサプライズで楽しかった。
そのあと無事にスクリーンが開いて、幕裏へ戻っていきました。

清塚さんピアノのロンカプに載せながらのメイキング映像。練習に向かう真剣な表情とリラックスした笑顔が沢山見れて大好きです。
ロンカプお衣装に着替えて登場、渾身のステップ。
アンコールのあとに更にまたプログラムを演じてくれるなんて、贅沢すぎます。

ジャンプはいつもの羽生氏でなかったかもしれないけど、今のありのままの羽生氏が見れて、Goliathのサプライズもあって、佐賀まで来て良かった!
本当にそう思いました。
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どんな席でも現地で見たい、一段とその思いが強くなりました。
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