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2019さいたま世界選手権~男子SP [フィギュア観戦18-19season]

21日男子SP
(やはりこの写真はこの日に載せなくては)
190319_3.JPG

チケットの受け渡しも終わって男子SP、いよいよです。
羽生氏は、きっと大丈夫と思いながら第1グループから観戦しておりました。
双眼鏡で眺めたり、リンク全体を使ってる様子を見ていたり。
やっぱり初めて見る選手もいるけれど、GPSや今までの大会で見たことのある選手も多い。
リンクを大きく使って、流れのあるスケーティングをする選手が好きだなあ、と改めて思っていました。

隣の方はお友達といらしていたようですが、ちょっと話しました。
関西から来られた方で、21日と23日のチケットを交換して見ている、最初からC席狙いだったのでちゃんと自分でチケット取れた、とおっしゃってました。
私もC席狙いだったけれど、1枚だけだったなあ。。。


第4グループからはほぼ知っている選手。
平昌オリンピックに出場していた選手も多く、見応えあります。
ミハル・ブレジナ(チェコ)、今季安定してるなあ、SP8位。
刑事君、サルコウ抜けちゃって残念[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]SP19位。
ボーヤン・ジン(中国)、練習では降りてた4Lz転倒残念、SP9位。
マッテオ・リッツォ(イタリア)、流れのあるスケーティング良かった、SP5位。
ヴィンセント・ジョウ(USA)、4S刺さっちゃったけどノーミスSP4位!
なーんてつらつら思いながら見ていたら、ついに最終G。

羽生氏登場
選手紹介、6分間練習。双眼鏡で羽生氏を追いかけながらきっと大丈夫、と思って見ていました。
なかなか4回転サルコウを跳べないのがちょっと気がかり。

本日最大の声援の中、いつものようにコーチの元から後ろ向きにリンク中央へ。
ぴたっと止んだ声援の中、Otonalが始まり冒頭の4S、抜けたーーーーー
「ああー」と盛大なため息が漏れる会場、私もため息ついていました(T_T)(T_T)(T_T)

心なしか、本人も呆然としたようなその後の演技では要素をきっちり決めたものの、12点近くの点を失って94点台。
会場中の「嘘でしょ?!」という聞こえない声を感じつつ、それでもスタオベしました。
練習でネイサンがバンバンと4回転ジャンプを決めていただけに、厳しいだろうなと思いましたが、要素抜けても94点取れるのは、さすが羽生氏。
この時点ではSP1位。

次は宇野昌磨くん。
これはチャンスだからきっちり決めてくるかな?と思っていたら、4Fで転倒、他の要素はしっかり決めてきたので、羽生氏の上に行くかと思っていたら、91点台という思いもよらない点数。
どこか回転不足があったのだろうなと思っていました。

3番目はジェイソン・ブラウン(USA)選手。
羽生氏と同門の親日家、要素の難易度は低めだけれど、完成度が高い選手。
魅せる演技で、96点台、この時点で羽生氏を押さえ1位!!!
正直、えっ!?と思ったけれど、FSでは羽生氏が上に行くことは間違いないと思っていたので、まあ仕方ない。
4番滑走、ミハイル・コリヤダ(ロシア)
ロシアらしくて好きな選手、冒頭の4Tが3Tに抜けてしまい、84点代。メダル争いからは脱落でしょう。
5番、キーガン・メッシング(カナダ)
冒頭の4Tコンビネーションで転倒、大きく減点されてしまって82点代。こちらも脱落。

最終滑走、ネイサン・チェン(USA)
リズムに乗って、楽しそうに滑り出し、苦手だった3Aも得意の4Lzも4T+3Tもばっちり決めて、SP世界最高を更新する107.04点!
脱帽のパフォーマンス、もちろんスタオベしました。

羽生氏との点差12.5余り。いくらフリーで羽生氏がノーミスしてもひっくり返せる点差ではない。
でも、競技は何があるかわからない。
ヘルシンキワールドも失意のSP後の神FPだったし、、、と個人的には気持ちを整理していました。

帰り支度を始めた頃、隣席の隣の方が号泣していることに気づき、つい「羽生くんのファンなんですか?」と隣席の方(おそらくお知り合い)に聞いてしまいました。
「そうなんです」という返事、そりゃあショックですよね。
声もかけることができず、隣席の方にお礼を言って会場を後にしました。

金メダルは難しくても、きっと精一杯のフリープログラムを演じてくれる、そう思いながら帰りました。
2014年さいたまワールドも2017年ヘルシンキワールドもSPが悪かった。
2012年伝説のニースワールドもそうだった。
ケガ以外では、羽生氏がこのまま沈むことなんてありえない!
強く思っていました。
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