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2015世界選手権in上海 観戦記(その5) [フィギュア観戦14-15season]

男子シングルフリーの第1グループは日本人選手が2人。
なんと第一と第二滑走。。。
本来の力が発揮できていれば、この順番で滑ることなどないはずなんですが。
でももちろん、応援します!
旅友さんの大きな国旗を振って、「頑張れ~」と声掛けました。
前列のおそらく中国の方が、振り向いて写真撮っていましたよ。

<<第1グループ>>
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小塚崇彦 日本
最初のクワド転倒はため息が出ましたが、その後のコンビネーションを決めたのには意地を感じました。
美麗イーグル、美しいスケーティングでしたが、帰ってから見たプロトコルではPCSのSSが8点台。滑走順てこんなところにも影響するのかなぁ。
でも、FPでは9位と総合で12位。

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無良崇人 日本
ファントム1人目。最初のクワド決めた!でも3Aが抜けて1Aに、ため息でした。。。
後で知った話では両足を捻挫していたとか。
旅友さんは無良くんを応援しているので、バラとぬいぐるみを投げ込みに行っていました。

(写真なし)
ジュン・ヒョン・リー 韓国
2人目ファントム。無良くんみたいなスーツ系の衣裳でした。

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マイケル・クリスチャン・マルティネス フィリピン
3人目のファントム。SPに続き柔軟性を見せてくれました。
しかし3人連続オペラ座とはなんという演技順というかくじ運というか。


<<第2グループ>>
6分間練習で「ひょっとして彼もファントム?」とうわさしていたらやっぱりそうだった。
(写真ないです)
ロナルド・ラム 香港
スーツ系衣裳の4人目ファントム。
いやー、どうしてこうもアジア系でファントムが多いのか?

(写真なし)
マキシム・コフトン ロシア
4S降りた!4Tは残念だったけど、4S+3Tも決めて高得点。
驚いたのは後半の3A+1Lo+3Sを決めていたこと!
羽生氏だけの技ではなくなってきましたね。
FP6位、総合で7位と底力を見ました。

<<第3グループ>>
(写真ありません(^^;)
ナム・ニューエン カナダ
ノーミス演技でフリー4位!
フリー4位までにオーサー門下生3人てすごい。
暫定上位者席からナムくんらしい笑顔を見せていました。

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ミハエル・ブジェナ チェコ
モーツァルト衣裳が似合ってる。4Tが抜けて2Tに。
そしてダブルジャンプの飛び過ぎ違反でTESが出ず、FP15位。

(写真なし)
フローラン・アオモディオ フランス
個性的なアフリカンな衣裳がとても似合っている。さすがのセンス。
アモくんも後半に3A+1Lo+3Sを決めてる!FP11位
近年不調のようでしたが、納得の演技ができたのかな?キスクラの笑顔がよかった。

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ミーシャ・ジー ウズベキスタン
個性的なプリント衣裳。
高難度ジャンプはないけど、大きなミスなく各要素を決めてFP7位。
魅せる演技でした。
ナム君と暫定上位者の席でぬいぐるみ芸をしてくれて楽しい(^^)

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アダム・リッポン USA
クワドルッツ挑戦!?と思ったけれど、抜けちゃったのでしょうか?
FP8位。


<<第4グループ>>
いよいよ最終G。メダル候補者たちの登場でちょっとどきどき。
羽生氏、気合の入った目をしています。
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この雰囲気は競技会ならでは。
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そして会場も黄色い声援が飛び交う。羽生選手がジャンプを決めると会場がどよめくどよめく。
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安定のプーテッシュケースとオーサーコーチ。
ハビエルを見たり、羽生選手を見たり。来年ここにナム君もいたらどうするんだろう。
3人見ちゃうのか?

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セルゲイ・ボロノフ ロシア
GPFまで安定していた4Tが向けて2Tに。
ミハルと同じく2Tの飛び過ぎ違反で公判の3連続ジャンプがノーカウント。。。
ダブルジャンプの回数制限恐るべし。

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デニス・テン カザフスタン
冒頭4Tと3Aにステッピンアウトがあったけど、大きなミスなし。
ステップで魅せる魅せる!ローリー・ニコル振り付けはドラマティック。
旅友さんはテンくんのファンになったそうです(^^)

技の難易度を上げるだけでなく、プログラムの完成度を上げるっていいな。
羽生氏も(今期はけがと病気があって難しかったけど)プログラムの完成度を上げてほしい。
今日の国別対抗戦で見せてくれるかも。
期待しますよっ!

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羽生結弦 日本
テンくん演技に拍手を送っているうちに羽生選手登場で、慌てて国旗を振りました。
サルコウ抜けたっ、4T転倒と金メダルは厳しくなったなぁと思っていました。
が、後半ジャンプはばっちり、スピンも早くポジションもきれい。
やっぱりイナバウアーは誰よりも美しい。。。

ここまで何人かイナバウアーをしていたけれど、ここまでのレイバックと弧を描くように長く滑ることはなかったなぁ。
まっちファンの旅友さんも「ゆづ君のイナバウアーは美しいわ」と気に入ったようです。
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演技後の投げ込みがすさまじい。ホントにプーさんだらけ。
FP2位、ここまで暫定1位!で会場も大歓声。
メダルの色は次のハビエルの演技次第となりました。

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ハビエル・フェルナンデス スペイン
4Tばっちり、得意の4Sで転倒。
後半の4S+2Tが決まった時点で、ハビエルが金だなと思いました。
演技後は随分息が上がっていたようでした。
得点は181.16で、テンくんに続き2位。総合では。。。と息をつめて見守ると1位!
両手で頬を押さえて信じられない、という表情。

この順位はちょっと残念な気持ちもあったけれど、事前の報道でハビエルが「ビジネスのように」練習していたと聞いていたし、演技もよかったし納得がいくものでした。
3月からしか練習できなかった羽生選手が、ずっと頑張って練習してきた選手に勝ってはいけないのかも。

この時点で小塚選手が10位。
羽生選手が1位なら日本は来年も3枠確保、だったんですが2位なので2枠確定。
結果論ですが、やはり二世選手はここぞという時に結果を残せないのかなぁ、、、


(写真なし)
閻函 中国
スピードが速くて、ジャンプの回転も速い。
なので転倒するときの勢いもすごい。
なんだかスピードに圧倒されているうちに演技が終わったような感じです。
FP13位。

(写真なし)
ジェイソン・ブラウン USA
最終滑走。つなぎもりもりで踊るジェイソンくん。
高難度ジャンプはないけれど、ミスなくGOEを稼ぐアメリカらしい戦略でFP5位。
総合でも4位。そしてアメリカはリッポンの8位と4位で3枠確保。


表彰台に向かう3選手。
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ハビエルと羽生選手のハグはやっぱり熱い(笑)
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事故と病気と療養とけが。大変なシーズンを過ごしてきました。
そんな中でもきっちり結果を出していくって本当に力があることだと思います。
0328_0051.JPG 0328_0052.JPG 銀メダルおめでとう!


同門のライバルでいい関係を築いている二人。
この二人だからこその結果なんだろうな。
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がやがやと結果を言い合いながら帰りのバスへと向かいました。
会場外の街灯がきれいだったのでパチリ。
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明日は観光とエキシビションです。
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