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平昌オリンピック 男子シングル観戦(8)FP後半 [フィギュア観戦17-18season]

いよいよ最終G。
ゆづハビとクリケットチームのコーチ達。静かに決戦を迎えている感じです。
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選手紹介の二人。
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ドキドキの最終G。

第一滑走はドミトリ・アリエフ(Olympic Athlete from Russia)
4T+3Tばっちり、4T転倒、3A転倒にジャンプ抜けもあってFP13位、総合7位。
コリヤダくんよりは一つ上の順位でした。
オリンピックの最終Gに緊張したのかな?あまりフリーが得意でないイメージもありますが、、、ワールドでリベンジして欲しい!
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第二滑走、ボーヤン・ジン(中国)
軸の細いきれいな4回転を跳ぶので好きな選手です(^^)
後半の4Tで転倒してしまったけれど、3本のクワド決めてFP194点越え。
総合ではネイサンを上回って暫定1位!
もう片方の隣席は中華圏の方だったので、おめでとう!と日本語で言ってしまいました(^^;
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第三滑走パトリック・チャン(カナダ)は冒頭の4T+3Tを決めたけれど、鬼門の3Aで転倒、FP173点。
いつもの通り、写真はありません(^^;

いよいよ羽生氏、気合の表情。会場も大声援!私も叫んでいました(^^)
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コーチと握手して、後ろ向きにリンクへ。
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SEIMEI、オリンピックの会場に響く雅楽の音楽。66年ぶりの二連覇が決まる時間。
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冒頭4S、4Tともばっちり決める!スピン、ステップ危なげなく、後半の4S+3T決まったーー!
が、4Tでステップアウト。コンボつけられなったから基礎点の7割かあ、でもまだまだ。
3Aに1Lo+3Sコンボを付けてリカバリ、最後の3Lzで詰まったけれどなんとか耐えた辺りでもう高得点を確信!
最後のコレオステップは会場中すごい声援。メダルは間違いない!!
演技後、降り注ぐプーの雨の中、氷に感謝する羽生氏。。。
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コーチも教え子がやり遂げたことをわかっています。オーサーコーチとブリアンコーチと。
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FP206.17点で2位、合計317.85点と総合では暫定1位!
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
隣席の方とも喜び合いました!
しかしメダルの色はまだわかりません(^^;

第五滑走ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
高い演技構成点とGOEを誇る選手ですが、基礎点では羽生氏より低いので恐らく上には来ないだろうなと思っていました。
ミスのない演技、素晴らしい!と思っていたら後半の4Sが2Sに抜けてしまい、FP197.66点で暫定2位。
最終滑走の宇野昌磨くんを残して、日本人選手の金メダルは確定です!
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この時点の points to beat は確か214点台、昌磨君の自己ベストは214点越えなので自己ベストを出したら、金メダル。後のインタビューでも自分でそれをわかっていたと答えていましたね。

全てが決まる最終滑走、宇野昌磨(日本)
冒頭の4Loで転倒!しかしその後はミスなく滑りきる。
注目の点数は、、、202.73点FP3位、総合で2位!
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羽生氏、金メダル!!!!!!!!
66年ぶりのオリンピック二連覇達成です。
会場も大歓声、モニターに写るグリーンルームの羽生氏も泣いている。。。

しかも日本人のワンツー・フィニッシュ、そしてリンクメイトのハビエルも銅メダル。
日の丸国旗を振りながら、良かったね~~~~と隣席の方と喜び合いました。

本当に胸がいっぱいになる素晴らしい瞬間でした。
夜中に起きだしてTVで見ていたソチから4年、この歓喜の場に居られることに、同じ時間空間に居られることに、ただただ感謝です。
フィギュア史上最高のスケーターを実際に応援できることは、なんと幸せなことだろう。


フラワーセレモニーは、席を降りて通路に陣取りました。
韓国では3位から入場、アナウンスするのですね。
いつもの通り羽生氏はジャンプして表彰台へ。弾けんばかりの笑顔で(^^)
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晴れ晴れとした3人。日本人としても嬉しい限りです。
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フォトセッションの3人。
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カメラの放列の先は羽生氏(^^)
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周回後リンクから上がる時のゆづハビ。
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二人の間には万感の思いがあったのだろうなあ。
ハビがもうオリンピックには出ないことを、フラワーセレモニーの前に聞いていたはずだから。。。


選手が去ってしまったリンクに、私も別れを告げることにしました。
会場の通路に出たところでは、様々な人が嬉しそうに集い、話して、どうしようもなく嬉しい空気でいっぱいでした。
人生をかけて手に入れた羽生氏のオリンピック金メダル。
それは沢山の人々にも幸せをもたらしてくれていました。


この時は右足首の怪我は治ったものと思っていましたが、実は完治してはおらず痛み止めを飲んでジャンプを跳んでいたことを後で知りました。
怪我が治らなくても、無理してもオリンピックには出場するだろうな、と思っていましたが、やっぱりそうだったのかと。
同時にコーチ陣の情報統制や本人のメンタルのコントロールや、少ない時間でオリンピック優勝できるまで仕上げてきた凄まじき集中力などなどへの思いが至って、ホントにホントに凄い人だなあと思いました。


そうと知らないこの時は、ただただ嬉しい気分で次のメダルセレモニーへ向かいました。
旧正月の混雑の洗礼を受けた平昌オリンピックプラザへの移動は次の記事にて(^^)
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