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2019GPFトリノ(4) ~Sr男子SP [フィギュア観戦19-20season]

2日目、Jr男子の後はJrペア、Jr女子とのんびり観戦していました。
ペアはシニアでは中国が強いんですが、ジュニアはロシアなんだなあという感想。

女子はアリサ・リウちゃん(USA)が冒頭で3A-3Tを跳んでえええっ!となったんですが、ジュニア女子ではシングルの2Aが規定なので、この構成が最も基礎点が高いそうです。
でも出場選手を見ると、ジュニアも圧倒的にロシアそしてエテリ組強し、という感想です。

その後のオープニングセレモニー。
NHK杯だと、フラッグスケーターが滑ったあと、長々とISUの偉い方のお話がある時間なんですが、イタリアは違いました!

映画をテーマにちょっとしたセットが組まれて、男子シングルのマッテオ・リッツォ君が滑り、ペアのマルケイ/ホタレック組が滑り、ノービス男子と思われる小さな男の子とダンスのカッペリーニ/ラノッテ組が滑ると言う、ショー仕立ての演出でした。
会場スタッフの働かない様子にはうんざりしましたが、デザインの国だからなのか、こういう演出は素晴らしいなと思いました。

さて、競技の合間に会場も少し散策。
スケート靴のEDEAブース。羽生氏のポスカ配布の時間が日本語で書かれていたのには、苦笑いでした。
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隣にはフィギュア雑誌のブース。
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2階席から1階へ行くには、一旦外へ出なければならず、ちょっと不便でした。

シニアペアもまったりと観戦。N杯から短期間にも関わらず、スイハン強いなとか、2位のボイコワ/コゾレフスキ組はカナダで見たな~とか思っていました。


この日の最後、シニア男子SP。
暗いけど6人写っています。羽生氏、スナイパーの表情。
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公式練習も調子良さそうだったし、コーチ不在だけどまあ大丈夫でしょうと、あまり心配していませんでした。
席の右隣は香港から来た羽生ファンの女の子(と呼ぶには少し年取ってそうでしたが)。
「緊張する~[あせあせ(飛び散る汗)]」的なことを言っていました。
気合入ってる様子。羽生氏は最終滑走。
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ケビン・エイモズ(フランス)
彼もN杯から時間ないけれど、ノーミスキレキレ演技で96点と自己ベスト更新!
オータム、N杯と羽生氏と同じ試合に出ていただけに、その成長ぶりにはビックリです。
素晴らしいSPでした。
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ボーヤン・ジン(中国)
4Lz決まらずダウングレード、SP6位。
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ドミトリ・アリエフ(ロシア)
4Lz+2T決まった~!けど点数伸びずSP4位。レベル取りこぼしあったようです。
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ネイサン・チェン(USA)
4Lz、4T+3T、3AすべてGOE+でスピン、ステップも取りこぼしなしの110点!
練習から危なげなしでしたが、本番もでした。
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アレクサンダー・サマリン(ロシア)
4Lz決まらず、4回転のコンビネーションジャンプURで点数伸びず、SP5位。
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最終滑走、羽生結弦(日本)
コーチ不在なので(T_T)、握手はなく、プーさんに挨拶。後ろ向きでリンクへ。
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Otnal。
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4S美麗、ツイズルサンド3Aも完璧、美しい~と思っていたら、4Tがつまりコンビネーションジャンプがつけられなかった。。。(>_<)(>_<)(>_<)
会場からもため息が漏れました。

演技後はいつものプーシャワーでしたが、一体何点になるだろうと。。。
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私の席からはキスクラの横しか見えません。会場モニターの一人キスクラ。さみしそう過ぎる(T_T)
でも右端に日本スケ連小林部長の姿が見守るように写っていたのには、ちょっとほっとした。
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97点。。。要素抜けがあったので仕方のない点数。
トップのネイサンに13点差の2位。


これはいくら羽生氏でも、あの絶好調ジャンプのネイサンに勝てないな、と素人でも思いました。
ヘルシンキワールドはSP1位のハビに12点差を逆転しましたが、FPはハビよりも羽生氏の方が基礎点が高かったので、ノーミスできれば逆転できる!という希望がありました。
今回は、ネイサンは基礎点でも上回る構成にできる力があります。
ネイサンが何かミスしない限り、この点差を上回るのは難しいでしょう。
そして、ネイサンの様子を見ている限り、ミスをするとも思えません。

どよーんとした気分のまま、ホテルに戻りましたが、帰り道も「この点差では金メダルは無理だ」という話題にしかなりませんでした。
羽生氏本人の気持ちはいかばかりか、と切なくツライ気持ちの2日目となってしまいました。

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