ジャッジ批判

羽生氏銀メダルの全日本を終えて、ネットではジャッジ批判がかますびしいようです。

私自身は、大体がジャンプの見分けもアヤしいくらいジャッジには詳しくないので、一方的に「羽生氏に不利！」と言いたてることはできません。
（ただ、復帰したレジェンドさんのTESの低さに対してPCSの高さはどうよ！？と思います。
　ロシア女子3人は高いTESに引っ張られて高いPCSを貰えているんだと思っていましたから。）

国際ジャッジの岡部さんのツイートのリプ欄もなかなかすごいことになっています。

全日本選手権大会終了
皆さんお疲れ様でした
大会に拘った全ての皆様(観てくださった方々も)本当に有難うございました
満足する滑りができた選手もできなかった選手もその姿に そしてそれぞれのドラマに感動しました
心から感謝です
身体を癒してから次に進んでくださいね
次の試合を楽しみしています

— 岡部 由起子 (@QzrWQ5xVuMyTrCA) December 23, 2019

わざわざ昌磨君の動画まで貼り付けて批判している人もいるようで。
感情的になりすぎてるのは、応援してる選手に不利益をもたらしているって思わないのかなあ。
あ、それとも羽生氏のアンチがファンを装って、文句言ってるのかな？！

真相はわからないですが、「邪ッジが」って言う羽生ファンは周りにもいるので、そう思ってる正真正銘のファンも多いようです。


羽生氏は2019さいたまワールド、2019GPFトリノ、2019全日本と主要大会で銀メダルが続いています。
金メダルじゃないとイヤだ！というファンが、その落胆の先をジャッジ批判に向けてるように感じます。
（もちろん、フィギュアスケートの未来を願って、正しく主張されてる方がいることもわかります。）


ヘルシンキワールドの頃から感じていた「羽生君が金メダルじゃないとイヤだ」と言ってた人たちのアンチ化が現実になったことをまざまざと感じます。


「プレロテがー」と言ってるのも、羽生氏がかつてのエースを打ち負かした頃にも言われていたし、王者が若手に負けると現れる現象のような気がしています。
「日本スケート連盟に気に入られている選手」と言ういい方も同じです。
だからといってスケ連がすべての選手に公平とも思っていないですけどね(^^;


今回の全日本は、羽生氏は連戦の疲労からFPの出来が悪かった。
昌磨くんもミスはあったけれど、プログラム全体に不調から復活した喜びがあって、生き生きしていたと感じました。
ゆまちくんはノーミスです。

残念だったけれど、これは仕方がなかった。
GPFに出ていない選手の方が有利だったし、もっと年若い選手は疲れの影響が小さかったかもしれない。
でも、実力で戦う舞台でのこと。
今回2位だったからと言って、この先羽生氏が負け続ける訳でもないと思う。


羽生氏はここ数戦、ノーミスの演技が出来ていなかった。
それはもしかしたら年齢的なものなのかもしれない。プログラムの中のジャンプの配置や振り付けによるものかもしれない。（レッツゴー・クレージーはホントにはまらなかった）
でも、羽生氏がこのままでいるわけはないのです。


トリノSP後の公式練習を見て「ひょっとしたらボロボロの羽生氏を見ることになるのかもしれない」と覚悟しました。
でも、ボロボロのはずはなく、4Loと4Lzを成功させた渾身のプログラムを見せてくれました。
点差には落胆でしたが、その理由もクリケットチームは正しく分析して、対策してくることでしょう。


批判しているだけでは前へ進めないですからね。
ゆっくりしっかり休んで、練習を積んで、次の試合では「これぞ羽生結弦！」という演技を見せてくれるでしょう。

信じて応援します！

2019GPFトリノ(12)終～トリノの街

帰国の日。
夕方の便だったので、朝から一人でトリノを歩いてみました。
歩いていると立派な教会が。

街のあちこちに普通に像があります。

ポー川にかかるウンベルト橋。橋げたに流木が大量に引っかかっています。
前の週、ポー川が氾濫するかと言うほどの大雨だったらしいです。

アーケード越しの景色。

鎧戸の窓が並ぶ建物。

届かなかったGPF金メダル、ライバルネイサンの強さ、羽生氏の渾身のOrigin、いつか来る引退の日の姿、、、などなど色々な事を思いながら歩いていました。

これまで3度ヨーロッパで開催されたGPFはすべて金メダルでした。
いつも帰国の日は嬉しい気分で街を歩いていた気がします。
そうではないトリノの街は心の奥がちょっと痛い思い出になりそうです。



お昼は旅友さんと待ち合わせてランチ(^^)
旅友さんが頼んだトリノの名物ビッチェリ（コーヒーとココアを混ぜた飲み物）と生ハムのサンドされた薄いピザ生地のようなもの（名前はわからなかった）。パリパリで美味しかった。

最後はいつものように、トリノの街の様子を。
空港から市街中心部行のバス停と到着したポルタ・ヌーヴァのバス停。
GPFの看板があるのは、ここが選手や関係者のシャトルバス発着所だったからのようです。

市内バスのバス停とポルタ・ヌーヴァ駅近くにいた焼き栗やさん。

バスの中のワンちゃんと公園をリードなしで歩くワンちゃん。

公衆電話とポスト。ラクガキは街中あちこちにありました(-_-;

ゴミ箱とゴミ収集車。朝早く街を歩くとお掃除している人をよく見かけます。

さようならトリノの街。また行くことあるかなあ。。。

ホテルやバスで会った方、会場の席近くで話した方、親切にしてくれたトリノの方たち、そして一緒に観光してくれた旅友さん。おかげで充実のGPFトリノでした。
みなさん、どうもありがとうございました！
そして送り出してくれた家族にも感謝です。

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2019GPFトリノ(11)～エキシビション、ディナー

5日目の午後からは最後のイベント、エキシビション。

のんびり楽しもうと思って、あまり写真も撮らず観戦していました。
忌々しい視野制限席も今日まで、と思っていたのですが、同じ2階席の旅友さんが「もう帰ってしまった友達の席が空いているから、席を替わってあげるわよ」と言ってくれたのです！
おかげで後半は視野良好の席で見れました(^^)
ありがたや～


かっこよかったアイスダンスのステパノワ／ブキン組。

Jrアイスダンス金メダルのジョージアのペア。民族衣装でしょうか？王子様とお姫様のようです(^^)

羽生氏は、予想どおりイタリア語の曲「ノッテ・ステラータ」、久し振りの白鳥さんです。

照明のシルエットも絵になる。

フィナーレの弾ける笑顔(^^)

きれいだったなあ！

名残惜しい最後のひと時、紙テープと戯れる羽生氏。

このあと紙テープで金メダル作ってる様子がネットを騒がせていましたね。

リンクから去るときの「ありがとうございました～！」

スケカナのラストで叫んでいた時に感じた小さな違和感は、この日にはなかった。
感謝の気持ちを叫んでいるのが本当にわかったから。
ありがとう！お礼を言いたいのはこちらですよ。



トリノ最後の夜はちょっとおしゃれそうなお店を選んで予約しました。
リストランテ・ソルフェリーノ

行ったら日本人客ばかりでした(^^;
みんな考えることは同じなんですね。
スケカナの旅友さんも加わって、総勢6名です。スパークリングワインを頼みました(^^)

6品を6人でシェア。ちょっと少ないかな？と思いましたが、ちょうど良かった。
前菜、キャベツで巻いたお肉は初日のものと同じかな？ポテトで包んだものが美味しかった！

パスタはボロネーゼとトマトソース。

メインのビーフのピエモンテソースと砕いたグリッシーニの衣揚げ。
サーヴしてくれる方にお勧めは？と聞いて選びましたが、1皿目のは初日のお店で食べたのと同じ料理でした。

おしゃべりに花が咲きます。
羽生氏の事、トリノ観光の事、国内のチケット争奪戦、見かけたファンの振る舞いなどなど。
デザートは一人1品づつ頼みました。
私はこのお店の50年前と同じオリジナルレシピのパンナコッタと紅茶。

パンナコッタと言うと日本では牛乳だけのお菓子だと思っていましたが、プリンなんですね。
濃厚で美味しかった(^^)
旅友さんのデザート、アップルパイとジェラート。

5日目も充実の1日でした。旅友のみなさん、ありがとう！

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2019GPFトリノ(10)～スペルガ聖堂

5日目。エキシが始まるまでの時間で郊外のスペルガ聖堂へ観光に。

ファイナルのフラッグがあるバス亭から出発。今日で終わりかあ。。。

実はバス乗り場を間違えたり、途中でGoogleMapの表示がおかしくなったりで、目的のバス亭で降り損ねそうになりました。
乗客のおばあさんに「あなたたちここで降りるんでしょ？」的なことを言われて、慌てて降りました。
トリノのみなさん、親切です。

1時間に1本の登山電車に乗って行きます。
かわいい赤い車両。木製！の車内。

昔の通学列車を思い出してしまう木製車両(^^;

20分ほど乗って、坂を上ると現れるスペルガ大聖堂。美しいです！

ここからはトリノ市街とアルプスが望めます。きれい～～

聖堂内もすばらしい。この地下にはサヴォイア家の墓所があるそうです。

天使像(^^)

３ユーロ払って聖堂の上まで登れます。螺旋階段が巻貝のようです。

さらに高いので、トリノの街とアルプスが良く見えました。

パラベラも遠くに見えていたのかも。

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2019全日本フィギュア 男子銀メダル。。。

もう昨日になりますね。
羽生氏、FPミスが目立ち、4年ぶりの全日本は銀メダルに終わりました。

直後は悲しかったけれど、表彰式で１位の昌磨君や３位のジュニアのゆまちくんにハグしている姿を見て、なんて素晴らしい人なんだろうと思いました。

悔しくて悔しくてしょうがないはずですが、きっと少し荷を下ろした気持ちもあったんじゃないのかな。
後輩が王者を打ち負かす。
全日本もその図式になりました。

ちくちくとした胸の痛みはまたぶり返してしまったけれど、
どんな羽生氏も応援します！

思い描く演技ができますように！


そう、ケガなく全日本を終えられたのは良かった。
ずっと欠席していた全日本に、やっと出場できて、ファンの前で滑れてよかった。


次は四大陸選手権！
チケットないけど、応援に行きたいぞ。

2019GPFトリノ(9)～Jr男子FP、女子FP

4日目の3個目の記事。
Jr男子FPの試合の前に少し会場で撮った写真を。
今回のメダルが展示されていました。トリノの星をかたどっていてカッコイイ。

メダリストに贈られるブーケ。チョコレートでできています。

Jr男子、日本人選手2人が出場するから応援しなくちゃ！
駿君はSP3位だからメダルの可能性もあります。

ダニエル・グラッスル(イタリア)
印象的なフリー衣裳。ジャンプ決まらずFP6位、総合6位。

鍵山優真(日本)
4T+2Tきまった～、4T転倒残念だけど他のエレメンツはクリーンでFP3位、総合で4位へ上がりました(^^)

ピーター・グメンニク(ロシア)
4Lz挑戦も転倒DG、3A転倒に加えURもあり、点数伸びず。FP5位、総合も5位。
身長の伸びにジャンプ技術がついて行ってないのかなあ。がんば！応援してます(^^)

ダニール・サムソノフ(ロシア)
3A以外はクリーンな演技でFP4位、総合3位。銅メダルおめでとう！

佐藤駿(日本)
冒頭4Lz決まったーー！高い、回転余裕。4Tコンボも単体も、3Aも3連もばっちり！
これは高得点でるのでは。。。と177点とJrの世界新記録！
もう叫んだ叫んだ、拍手しまくりました。
文句なくFP1位でメダル確定、色は次のモザレフくんの結果待ち。

アンドレイ・モザレフ(ロシア)
またも写真なし(^^;
クワド2本、3A2本とシニアも顔負けの高難度構成だけど、駿君は越えられずFP2位、総合2位で駿君の金メダル確定！

やったー、君が代流れますね～。
羽生氏銀メダルの口惜しさを吹き飛ばす高得点の金メダルでした。


表彰式。

みんなおめでとう！

表彰式はJr男子、シニア男子と行われたので、そのあと旅友さんと夕食に出かけました。

会場を出ると夕空。
銀メダルで悲しいって思う羽生ファンて贅沢なのかもしれないけど、でもやっぱり悲しい。。。

会場最寄りメトロ、リンゴット駅近くのショッピングセンターにて。
久し振りの普通の食事で美味しく感じました(^^)

また会場に戻り、シニアダンスFDを観戦。
パパダキス／シゼロン組1位はやっぱり、アメリカペアが2位3位でした。
ロシアのステパノワ／ブキン組、シニツィナ／カツラポフ組はなかなかメダルに届かないなあ。


続いてシニア女子FP。
長丁場の観戦なので、もう写真も撮ってなかった。。。

紀平梨花ちゃん、4S挑戦！転倒したけれど試合での挑戦はこの後に生きてくるはず。
3A着氷したけど、ロシア3人娘には及ばすFP4位、総合4位。
トゥルソワちゃん、シェルバコワちゃんは羽生氏やネイサン並みの4クワドの超高難度構成。。。
転倒もあり、総合では3位と2位。
クワドはなくともノーミスのコストルナヤちゃんが総合1位。
ロシア3人娘強し。。。

最終滑走のザギトワちゃんの冒頭コンビネーションジャンプの着氷で足を痛めたのか、その後のジャンプを失敗して、まさかの6位。
キスクラの姿が悲痛でした(T_T)

長い4日目、なんだか整理のつかない気持ちを抱えつつ帰りました。

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2019GPFトリノ(8)～男子FP、表彰式

#今日は全日本フィギュア男子FP。羽生氏ケガなくいい演技で終えられますように！


4日目午後すぐにシニア男子FP。
この日だけなんで開始が早いんだ？と旅友さんにこぼしたら「日本で生放送するために決まってるじゃない」と言われ、納得。
ISUのスポンサー企業はほとんど日本企業なんだから、ゴールデンタイムに放送してもらわないといけないわけですよね

シニア男子FP。
ジスランコーチ帯同で登場。こうでなくちゃね。

選手紹介の時。羽生氏は5番滑走、最終滑走ネイサンと、さいたまワールドと同じ。

麗しいOrigin衣裳とプーティッシュケース、ジスランコーチ。
羽生氏はクワド５個に3A3Aという超高難度の予定構成。6分間練習の様子は、なんだか緊張していて覚えていません(^^;

ボーヤン・ジン(中国)
4Lz転倒、4T+2Tは決まったけれど、4Tも転倒で点数伸びず。FP5位、総合5位。

ドミトリ・アリエフ(ロシア)
写真とりませんでしたが、冒頭4Lzを転倒後、ジャンプの転倒が相次ぎ、スピンも途中で回転できなくなりました。最後は見ている方も涙ぐんでしまいましたが、本人も顔を覆ってしまいましたね。
この経験をいい方に活かしてほしいです。FP6位、総合6位。


アレクサンダー・サマリン(ロシア)
写真なし。3A+2Tを2回跳んじゃったなと思ったら、スコアではその分カウントされていませんでした。FP4位、総合4位。


ケビン・エイモズ(フランス)
4Tの転倒はありましたが、SPに続きキレキレな演技で178点！FP3位、総合3位、銅メダルおめでとう！

羽生結弦(日本)
4Lz、きっと決めてくれる、そう思って見ていました。

4Loバッチリ、4Lzもこれほどきれいに跳んだのは今までないのでは！？というレベル。
つなぎやステップが羽生比で押さえ気味だなと思いましたが、4Sも決まった！！
4T+1EU+3Fがステップアウト、4T+2Tとコンビが抜けたけれど５クワド成功！！！
もしかしてノーミス？！と思った最後のジャンプは1Aに抜けてしまい、ラストポーズも崩れ落ちてしまいました。

でももう観客全てが立ち上がっていました。
私はとにかく叫びまくって拍手していました。
全身全霊の羽生氏をまた見ることができるとは。。。
50年誰もなし得なかったオリンピック2連覇を果たした選手が、ここまで精一杯の演技を見せてくれるとは。
練習で滑り込んでない構成を、ここまで本番で成功させることができるとは。

土砂降りのプーシャワーも会場の歓喜を現してしましたね。
そしてちゃんとキスクラにコーチもいます。こんな当たり前のことが嬉しいなんて。。。(T_T)

点数は194点。低い、低すぎる。。。小さなミスはあったけれど、200点に届いてもよかったのに。
会場の反応も低すぎる点数に戸惑っていたようでした。

あとはネイサンの結果次第。
ネイサン・チェン(USA)
５クワド構成を揺らぎもないジャンプで決めて、224.82点と世界最高点を更新。もちろんFP1位。
総合でも335.30点で、総合1位。しかし点差には納得できないものがありました。

ものすごい点数なのに、キスクラでも本人もコーチもそれほど喜んでいないように見えました。


このあとJrの試合がありましたが、先に表彰式の写真を載せておきます。
Jr男子表彰式の前に、佐藤駿くんのコーチと話してる。

私の席からは後姿しか撮れないので、ネイサンがエイモズくんとハグしてる時の羽生氏を。
ちゃんと体の方向も向けて祝福しています。

表彰台での笑顔(^^)

3人ともおめでとう！

周回の羽生氏。遠い2階席からでしたが、大声で「誕生日おめでとう！」と叫んでいました。
誕生日当日に本人に言えたことにしておこう（笑）。

シニア男子FPが終わった後Jrペアがあったのですが、とても他カテゴリの観戦をしている心境ではなく、旅友さんとちょっと休憩に外へ出ました。
羽生氏のものすごい集中力の演技を見た衝撃、その点数の低さ、その後のネイサンのジャンプの揺らぎ無さ、圧倒的な点数の差。
これらの事実をどう受け止めていいのか分からず、混乱していたのだと思います。

ネイサン強い、羽生氏ワールドで勝てるのか？そんな心境で話していたのではと思うのですが、もうあまり覚えていないです(^^;
やっぱりケガの影響があるんじゃないのか？
今季のエキシ、まるで総決算だからもしかしてワールドで辞めちゃうんじゃないのか？
ジャッジには不信もありますが、現地では情報も入ってこなかったので、ネイサンの強さに圧倒されていたように思います。


帰ってきて冷静になって思うのは「今回の構成のノーミス羽生氏とネイサンが戦ったらどっちが勝つのか？」ということ。
GPFトリノでは、羽生氏はSPで１つミス、FPでは３つミスがありました。

SPは「固くなってしまった」と本人も言っていたように、敬愛する先輩スケーターの金メダルの会場、自身の25歳誕生日と、金メダル獲得を盛り上げる要素がありすぎ、意識しすぎたのでは？と思います。
また、「オトナルは4T-3Tがなかなかハマらない」とのコメントも出ていました。
ジャンプの軌道を変えたり、振り付けを変えたり、ワールドに向けて何か変えてくるのではないかと思っています。

FPは、SPの結果を受けて急きょ構成を変えたものでした。滑り込んでいないのは、本人も言っているように明らか。それでも、前半のジャンプをGOE＋で決められるのは羽生氏ならでは力だと思います。
なので、この高難度構成を滑り込めば、基礎点でもネイサンを上回ることができるわけですから、打ち負かす希望はあります。
そして夢の4Aもあります。「ワールドで跳びたい」と本人のコメントも出ていました。

4Aの基礎点は4Lzと1点しか違わないので、これを跳んだからと言って、ネイサンに勝てるとは限りません。1点はGOEで容易に差がつく点差です。
4Aに対しての羽生氏のモチベーションはものすごく高いでしょうから、ワールドでどんな演技をしてくるのか、楽しみでもあります。

あと今回、FPでは3Aはおろか2Aすらも跳べていないので、PCS評価が低かったのかもしれません。
フリープログラムにアクセルジャンプは必須なので、そのせいもある？
まあ、素人の感想なので違っているかもしれないです(^^;

羽生氏銀メダルショックでしたが、そのあとのJr男子FPもちゃんと見ました。
こちらは別記事にします。

タグ：2019GPFトリノ

2019GPFトリノ(7)～FP男子公式練習、羽生氏誕生日

トリノ４日目。
羽生氏の25歳の誕生日(^^)、男子FPでGPF王者が決まる日。

今日は朝の公式練習を観戦するので、朝ごはんも食べずに出発。
その地下鉄の中でフランスから来たと言う、昌磨さん羽生氏ファンの姉妹に出会いました。
実は試合の動画で見たことのある方たちだったんですが(^^;

妹さんが描かれたという羽生氏の絵を写真撮らせてもらいました(^^)
羽生氏のチラシをあげたら、貰った手作りお菓子。観戦のおやつに頂きましたよ。

7:00からの公式練習は「入場に並ぶらしいよ」と聞いていたので早めに行きましたが、それでもすごい行列でした。開始時間に間に合ったのは良かった。

今日は待望のジスランコーチと一緒！
羽生氏登場前に、コーチだけ現れたときには会場から拍手が起きていました。

羽生氏もコーチも昨日までの付き添われていた方も心なしか嬉しそうです(^^)

写真撮っていたのでわかりませんでしたが、クワドジャンプを5回の高難度構成を予定していたようです。

今日はOriginの象徴的ポーズを撮るぞ！と思って構えていたので、まずまず撮ることができました。
羽生氏誕生日なので、写真も沢山置いておきます。

ネイサンが４回転ジャンプをビシバシ決めているのもしっかり見ました。
金メダルはかなり難しい、でも羽生氏はきっとくらいついて行く、と思っていました。


公式練習後、18番のバスに乗って街中まで戻りました。
今日はブランチと誕生日ケーキを食べる予定にしていたのです(^^)

何度も通ってるサン・カルロ広場にある、老舗カフェ・トリノ。

豪華なシャンデリアの店内とクラシカルなメニュー。老舗の佇まい。

一番奥にあるのはティラミス、手前の２つはピスタチオのお菓子。
羽生さん、25歳おめでとう！

旅友さんはカプチーノ、私は相変わらず紅茶です。店名入りのカップ(^^)

ムースのようなクリームのようなお菓子でした。
トリノならではのお店とお味。嬉しいひと時。

羽生さん、生まれてきてフィギュアスケートをしてくれてありがとう！
素敵な25歳を送って欲しいです(^^)

タグ：2019GPFトリノ

2019全日本フィギュア 男子SP１位！

羽生氏、SPノーミス、110.72点で１位！

フィギュアスケートの全日本選手権は、男子シングル前半のショートプログラムが行われ、４年ぶりに出場の羽生結弦選手がすべてのジャンプを決める完成度の高い演技でトップに立ちました。 https://t.co/6kmmgwaO7n

— NHKスポーツ (@nhk_sports) December 20, 2019

(12/22追記)


いくら日本男子トップの実力であっても、全日本は他の大会とは違う緊張感があるんだろうなと思います。
その中で、ちゃんと圧倒する点数で１位になれたのは、本当に良かったと思います。

おめでとうございます！

ノーミスの素晴らしい演技でした。
エレメンツの配置変更は、やっぱりオトナルの4T-3Tの「ハマらない」感じへの対策なのかな？
インタビューでは、「GOEを狙いに行った」と言ってるので違うのかも。

明後日のフリーもケガなく終えられるように祈っています。
今日はお疲れ様でした。

タグ：TV観戦

2019GPFトリノ(6)～男子公式練習～女子SP

#今日は全日本男子SPですね。羽生氏がんば！

3日目の男子公式練習。
なんだかSPのショックが続いていたのか？、見返すと写真もうまく撮れていませんでした。
（まあ、もともと遠い2階席のアクリル板に囲まれた席から、普通のカメラで撮ってるので、大した写真が撮れるはずもないんですけどね。それにしても何が撮りたいか分からない写真ばかりでした(~_~)

やっぱりコーチ不在。ジスラン、FPまでには間に合って！とネットでも話題になっていた頃。

羽生氏は練習の中で4Lzにトライしていました。

抜けてしまうことも軸が曲がってしまうこともあり、ビシビシと4回転ジャンプを決めているネイサンを見ると「逆転は無理」と感じざるを得ませんでした。
それでも、練習で決められないジャンプを本番で決める羽生氏のこと。明日はどこまでくらいついてくるのだろうと思わせてくれました。

この時、ジャンプの軌道とか確認していたのかな？

曲掛けの後、なーんかアクセルの練習始めたけど、なんで抜けてるんだろう？とか能天気に見ていましたが、4Aのための高く跳ぶ練習だったんですね。
分かっていなかった。。。
繰り返しアクセルを跳んで、ときに激しく転倒するので、「ケガしないでくれ～」とだけ祈っていました。

公式練習のあとは、旅友さんと事前に下見しておいたお店にランチに。
VIPのケータリングはどうも美味しくないらしいです(^^;

会場からほど近いお店。
旅友さんの頼んだカフェメニュー。自分でコーヒーを注ぎ入れるようです。

私はアスパラリゾット。旅友さんのラザニア、美味しそうです(^^)

ランチの間も、羽生氏の話題。
4Aの練習は自分を鼓舞するためじゃないか？、いや他の選手へのプレッシャーだ、などなど。
何をしてくるのか、ドキドキながらも楽しみでもあります。

食後時間があったので、会場から近いポー川沿いまでちょっと散策。
リスが「何かちょうだい！」とばかりに寄って来た。人慣れしているリスたち。
旅友さんがあげたお菓子を食べてました。
カナダでもリスは見かけたけど、ここまで寄っては来なかったな。

会場の周りは公園になっていて、走っている人も多く、川にはボートを漕いでる人もいました。

会場の入り口、改めて写真撮りました。

JrアイスダンスRD、Jr女子SPをまったり観戦。
アリサ・リウちゃんがURで点を落とす一方、ジャンプの完成度でワリエワちゃんが逆転。
エテリ組やはり強い、怪我明けでこの演技とはすごい。金メダルおめでとう！

シニアアイスダンスは、1位はパパダキス／シゼロン組、2位以下の争いは？と見ていました。
応援してるステパノワ／ブキン組、シニツナ／カツラポフ組もイマイチ点数が出なかったなあ。
アイスダンスはルールもあまり詳しくないので、美しい女性とカッコイイ男性が滑るのを楽しく見ている感じです。


シニア女子SP。少し写真撮りました。

アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)
NHK杯でも安定した3Aと美しいスケーティングでした。ファイナルも同じく、SP1位。

アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア)
後ろ姿しか撮れてなかった。3A挑戦するも転倒、SP5位。

アンナ・シェルバコワ(ロシア)
何で写真撮らなかったんだろう(-_-;
3Aはないけど、ノーミスSP2位。


紀平梨花(日本)
3A降りた！けどコンビネーションで転倒、SP6位。フリーガンバ！

ブレイディ・テネル(USA)
またしても写真なし。
手足が長いのでスピンが映えます(^^)、SP4位。


アリーナ・ザギトワ(USA)
3A無いけどノーミス、女王の貫録SP2位。

FPで逆転可能な点数差なので、まだまだ分からない女子。
女子が終わって、観戦終わった気がしていましたが、ペアがあった(^^;


NHK杯からの連戦なのに、スイハン強いなあ。
ロシアはシニアも３ペア出場、層厚いです。
でも、時差ボケと疲れであまりしっかり見れてなかった。。。


明日は早朝から男子公式練習、そしていよいよフリー！

タグ：2019GPFトリノ